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心理士・教育コラム

徽典館義塾が得意なこと、まだ難しいこと(メモ)

最近、徽典館義塾が得意なことと苦手なことが、だいぶはっきりしてきた。

得意なこと

一番は、大学受験まで通用する、自分で学ぶスタイルを作ること。

考える → 調べる → 解く → 間違いを確認する → 直す。これをずっと回させている。

高校受験までは、授業を受けて宿題をやっていればなんとかなる。でも大学受験は、何が苦手で、何を、どの教材で、どう復習するか、全部自分で決めないといけない。前に書いた「勉強ごっこ」の逆だ。

高校受験は安定していて、甲府南理数科、甲府東理数コース、甲陵は、受けた生徒は全員受かっている。大学は、慶應、早稲田、上智、千葉大、横国、都立大、MARCHなど。

うまくいきやすいのは、

  • 学力の高い子(小学生からかなり伸びる)
  • 最初からうちにいる子
  • 他塾で成績が落ちて移ってきた中高生(やり方を変えることに抵抗がない)

相性がいい子には、他にも共通点がある。受験生、競争そのものは好きじゃない、読んだ本の話をしたがる、部活を頑張ってきた、よく遊んできた、テレビゲームが上手い。たぶん、試して失敗して直すのに慣れているんだと思う。

苦手なこと

一番は、自分で学ぶことがなぜ大事なのかを分かってもらうこと。特に難しいのは二つ。

学力の低い小学生。実は、本当はうちに一番向いているのはこの子たちだ。公認心理師として、授業より前のところまでちゃんと見るから。

よくいるのが、読めていないのに読んだフリをしている子。計算はできるのに、文章題になると解けない。そういう子は、問題文を読まずに数字を拾って解く方法ばかり覚えていくので、いつまでたっても読解力がつかない。

ここに授業を足しても、読まずに解くコツが増えるだけだ。でも本人も親も「もっと丁寧に教えてもらえばできるようになる」と思っている。ここが伝わらない。

授業型の塾でそこそこうまくいっていた中学生。今のやり方で点が取れているから、変える理由がない。でも高校に入ると、二次関数の最大・最小あたりで急に失速する。場合分けが出てきて、解き方を覚えるだけじゃ追いつかなくなる。中学のうちは、これが見えない。

小学生は「教えてもらえばできる」と思っていて、中学生は「教えてもらってできている」と思っている。どちらも、一人で読んで考える経験が足りていない。

やってみて分かったこと

通い放題にしたのに、あまり来ない子は辞めやすい。受験生や高校生はほぼ全員毎日来るので、これは小中学生の話。逆に、たくさん来る子はかなり伸びる。そういう子は、塾を自分で勉強する場所として使えている。

3人きょうだい全員で来ると、最後は全員辞める。2人までなら大丈夫。理由はよく分からない。3人だときょうだいだけで固まるとか、一人の不満が全員に広がるとか、そんな感じだと思う。

なので、これからは

  • 入塾前に「教えてもらって解ける」と「自分で学べる」の違いをちゃんと話す
  • 通い放題は、本当に通う子だけにする
  • きょうだいは2人まで

競争でやる気が出る子や、とにかく授業をたくさん受けたい子は、集団塾の方が合うと思う。

まとめ

徽典館義塾がやりたいのは、大学受験で通用する「自分で学ぶ力」を、小中学生のうちから育てること。あとは、それをどう伝えるかと、それを壊さない仕組みを作ること。

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