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教育向きな地域

今回は立地のお話です。

ビジネス用語で4Pというものがあります。

プレイス、プライス、プロモーション、プロダクト

立地、値段、広告、商品

この4つが商売をする上で大事だと言われています。

どれも大事だよね、と言うのが商売上の話なのですが、教育においては違います。

教育に関しては立地が全てです。

教育の大誤解という本では、遺伝と立地以外は影響を与えないと書いてあります。

僕はそこまでの極論を信奉している訳では無いのですが、立地の与える影響が他に比べて圧倒的に大きいということには異論はありません。

立地の与える影響

行動遺伝学では影響を遺伝、共有環境、非共有環境に分けます。

共有環境は家庭環境、非共有環境は友人など、つまり立地です。

例えば勤勉性が

遺伝50%、共有環境0%、非共有環境50%

なら勤勉性に関しては遺伝と友人だけの影響で家庭からは影響を受けていないということになります。

例えで出しましたが、実際にもこんな感じです。

残酷な「遺伝の真実」あなたの努力はなぜ報われないのか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

非共有環境というのは友人や学校など家庭以外の環境です。

一概には言えませんが、ざっくり言うと良い環境にいるだけで、親は何もしなくても子供が立派になるという事です。

遺伝というのは変えようが無いですが、非共有環境に関しては引っ越すだけで変えることができます。

ある意味非常にコスパが良いとも言えます。

日本に生まれた時点でほぼ最良

https://ja.wikipedia.org/wiki/OECD%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92%E5%88%B0%E9%81%94%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%9F%BB#2018%E5%B9%B4%E8%AA%BF%E6%9F%BB

なら、米国に引っ越せば最強だと思う人もいるかと思いますが、それは大きな間違いです。

正直日本よりも良い環境というのはほとんどありません。

海外に引っ越すなら、上海、シンガポール、マカオ、エストニアぐらいしか良いところはありません。

OECDの調査を見れば分かることですが、西洋はあまり教育が上手く無いのです。

米国が発展しているのは海外から優秀な層を大学院などで集めているからに過ぎず、自国での教育はお粗末です。

日本ならどこが良いか

現実問題、みんなでシンガポールに移住するわけにはいかないので、日本国内で考えます。

どの県が良いか考えて、例えば秋田が最適だとなっても、仕事の関係上引っ越せないので、今回は首都圏で考えます。

その中でも、僕の住んでいる神奈川県で考えます。

神奈川で子育てに良い街を調べると

  1. 横浜市青葉区
  2. 横浜市都筑区
  3. 川崎市麻生区

のように出てきます。

これでも良いのですが、これだと範囲が広すぎます。

子供の非共有環境なんてせいぜい半径500m。

もう少し細かく中学ごとに見たい。

実は見る方法があるのです。

神奈川の教育委員会に情報開示請求をすると、学校ごとの内申の平均を教えてくれます。

2.79から3.78

2017年のデータですが、5段階評価で平均の内申が同じ神奈川でほぼ1違います。

これを評価が甘い学校と辛い学校という風に見る人もいるのですが、塾から見てこれは生徒の差です。

まあ、評価の甘辛だとしても平均の高い、甘いところの方が良いのですが。

で、平均内申2.79の地域に住むよりも、3.78の地域に住んだほうが非共有環境は明らかに良いです。

一覧もここに載せたいのですが、情報開示の内容を勝手に載せて良いのか分からないので、詳しくは自分の調べて見てください。

それくらいの努力をする価値はあります。

ざっくりとですが、駅から少し離れてて、技術者が多く住む街が評定平均が高い傾向にあります。

孟母三遷

孟子の母親は教育に良い場所を探すのに3回引っ越したそうですが、現代は情報開示請求をするだけで、どこが良いか分かります。

良い時代になったものです。

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