47都道府県中41位です。
とても低いです。
https://todo-ran.com/t/kiji/23253
上記サイトでは高校3年生1000人あたりの合格者数で出しています。
単純に人数が少ないからという理由でも無いようです。
島根県よりも低いです。
いったいなぜこれ程に合格実績が低いのでしょうか?
先ず考えられるのは、大学にそもそもあまり進学しない可能性。
しかし、山梨県の大学進学率は57.0%で10位と全国平均を上回る水準。
次に考えられるのは経済的な問題で遠くの大学に行かせられない可能性。
子育て世帯年収: 725.3万円で10位
経済的な問題でもなさそうです。
難関大学(旧七帝大+東工大+一橋大)が国公立なので、私立を入れたら結果が変わる可能性もあります。
複雑になるので省きますが、入れたとしても41位から5位上がる程度です。
山梨県は大学進学率が高く、子育て世帯の年収も比較的高い水準にあるにもかかわらず、難関大学への進学率は低いという、興味深い状況にあります。
中学生の通塾率:57.6%で23位
塾にも平均程度には通っています。
全国学力テスト(小中):59.8%で27位
少し低いですが、大学の41位ほど低くはありません。
正直謎です。
今のところ分かっていることは
大学には行かせたいと思っている(大学進学率10位)
子育て世帯年収(10位)の割に塾に行かせない(23位)
塾に行っている(23位)割に小中の学力が低い(全国学力テスト27位)
小中では全国27位だったのに高校の間に41位まで下がっている
悲惨です。
自県進学率24.4%で32位と地元志向が強いわけでもありません。
県外の大学に行きたいと多くの親子が思っているのに、成果が出ていないのです。
子どもの能力にそれほど差があるとは思えません。
とすると大人が作った制度の問題なのでしょう。
山梨県に来て間もない私には、原因がどこにあるのかまだよく分かりません。
とてもチャレンジングな県に塾を開いたなぁと思います。
ですが子供たちのために、山梨県の実績を上げられるように、受験のサポートを頑張っていきます。