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正しい中学受験の使い方

長期で見た受験戦略上で、中学受験がマイナスになってしまうことがあります。

後で後悔しないように、正しい中学受験というものを考えていきましょう。

受験の最終目標

先ずは、受験における最終目標を確認しておきます。

最終目標は当然良い大学に入ることですね。

大学の偏差値によって生涯賃金は変わってくるので、人生のチェックポイントとして、どこの大学に受かるかは重要です。

さらに浪人せず、現役で受かれば尚良ですね。

目標にする大学のランクは大きく分けて3つ

  1. 東大
  2. 早慶
  3. MARCH

このどれかに入れれば、受験は成功と言えます。

MARCHレベルまでで同学年の上位10%。

上位10%の生涯賃金になる可能性は高いです。

それぞれの受験ルート

東大は国立なので、大学受験のときに5教科全てを使って受験することになります。

それに対し、早慶MARCHはルートが多様です。

  • 一般大学受験
  • 指定校推薦
  • 高校入試で付属校に入る
  • 中学受験で付属校に入る
  • (小学校から付属校)

早慶MARCHは何も考えずに大学受験するのに比べて、戦略的に受験をした場合、最大4倍の受験機会があるのです。

早慶に一番受かりやすいのはどのルートか

結論から言うと高校受験が最も受かりやすいです。

例えば慶応であれば、

中学での倍率は6倍前後

高校での倍率は3倍前後

大学受験4~5倍

受験の難易度は受ける層と倍率が全てです。

倍率で言っても一番高校が低いのですが、受ける層も高校が最も低いと考えられます。

高校受験は中学受験をして一貫校に入った層がゴッソリ抜けています。

また、大学受験のように地方の子が受けることもありません。

そのため、高校からの早慶というのは、この倍率の見た目以上に入りやすいのです。

中学受験メリット・デメリット

最大のデメリットはもうお気づきだと思います。

早慶MARCHを目指す場合、最も入りやすい高校での受験機会を失ってしまう事です。

メリットは皆さん知っての通り、大学受験の準備が早く出来ることです。

東大現役を目指すのであれば、中学受験はほぼ必須でしょう。

また、遠くの学校に行くと、勉強ができなくなる事が多いです。

ドアtoドアで1時間以内にしておくと良いです。

1時間20分は絶対に超えてはいけません。

学校の距離と学力は相関します。

まとめとしての受験戦略

中学受験

  1. 東大を目指す超進学高に受かれば、そこから東大を目指す。
  2. 早慶の付属校に受かれば、そこから早慶にエスカレーターで上がる。
  3. それ以外であれば、地元の公立に行き、高校受験をする。

高校入試

  1. 東大を目指す超進学校に受かれば、そこから東大を目指す。
  2. 早慶の付属校に受かれば、そこから早慶にエスカレーターで上がる
  3. 公立の進学校に受かった場合、指定校推薦で早慶を目指す。
  4. MARCHの付属に受かった場合、そこからMARCHに上がる
  5. 公立の学校なら、指定校推薦でMARCHを狙う。

大学受験

粛々と受験勉強をするだけ。

中学受験で選択を間違えた方

中学受験を終え、東大を目指す学校でもなく、早慶に上がれる学校でもない所に入れてしまった方もいると思います。

中高一貫校には高校受験がありません。そのため、中3で勉強してくれるかどうかは分かりません。

そして学力の上下の差が激しく別れていきます。

その際、親が出来ることはもうありません。高校受験も無いのにしっかり勉強する子は2割程です。経験則ですが。

中学に入ってから子供が勉強をしなくなった場合、選択を間違えたのは子供ではなく、親なのです。

勉強に関してはもはや祈ることしかできません。親子関係を良くする方に注力することが最も建設的選択になります。

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