恥ずかしい話、実はあべ個別の合格実績にはからくりがあります。
大学の実績
- 青山学院大学1人
- 慶應義塾大学1人
- 早稲田大学1人
- 中央大学1人
- 立教大学2人
- 帝京大学1人
- 日大建築1人
- 千葉大1人
- 横浜国立1人
- 日本女子大1人
合格率100%の高校
- 多摩高校
- 生田高校
- 中央大学附属横浜高等学校
- 橘高校
- 麻生高校
- 百合ヶ丘高校
- 生田東高校
当塾は小さい塾です。受験生がいない年もあります。
うちの規模の塾で、入塾テストをしていないところなら、マーチや国公立が今まで出ていなくてもおかしくはありません。
高校入試でも不合格者は確率的にいくらかは出るはずです。
生徒が僕の予想以上に頑張ってくれて、正直自分でもこの実績には驚いています。
しかし、だからといって、この数字を見て「あべ個別素晴らしい塾だ」と考えるのは早計です。
今からこのからくりを説明します。
一般的な合格実績のからくりは、一人でいくつも受かったところを書いて水増しするというものですが、うちではそれはやっていません。一人一校です。
で、うちのからくりなのですが、それは「落ちそうな子が辞めていく」というものです。
別に辞めさせている訳ではないです。
受験勉強をする際に最も効果的なのは、過去問を中心に勉強することです。
過去問を繰り返して、どういう問題が出るかを把握し、過去問だけで理解できるところは過去問で学習し、さっぱり分からないところだけ、問題集で補強する。というのが最も効率的な勉強方法です。
テスト自体で勉強することの効率の良さは、大体どの勉強本にも書いてあります。所謂王道の勉強方法です。
しかし、どうにも過去問が大嫌いな生徒というのも一定数います。
そういう子達はいつまでも基礎の勉強が足りないと言って、基礎的な勉強をし続けます。
足りないのは基礎ではなく時間なのに。
しかも、大体できてる基礎の勉強をしていることが多い。
僕の高校の頃の恩師は、効果関係なくそういったやりたい勉強をすることを、勉強ごっこと表現していました。
どこが足りていないかを把握せず、闇雲に勉強するというのはまさに勉強ごっこです。
なので、当塾での毎年の最大の仕事というのは過去問演習の重要性を生徒に理解させ、過去問をやらせることです。
しかし、それでも勉強ごっこが好きな子達は辞めていってしまいます。
「それは塾の力不足だろ」と言われれば返す言葉もありません。
全員が正しい勉強ができるように今日も奮闘しています。
塾にいてもらうだけなら、静かに勉強ごっこさせておけば良いとは分かってるんですけどね。
数ある塾の中から、うちを選んで来てくれた子供たちを、せっかくなら全員合格させたいと思ってしまうんですよね。