「思い立った時」で良いのですが、より効率を求めるならこの時期だ、というのはあります。
結論から言うと、高校受験から大学へ行くなら6年生、中3の2月が塾に入るべき時期です。
6年生は早すぎるし、中3の2月は高校受験が終わったばかりで意味が無いと思いました?
実は塾でめっちゃ伸びる黄金の時期というのがあるのです。
黄金期
この黄金期が6年生から中1の最初の定期テスト(6月あたり)までと、中3の2月から高1の最初の定期テスト(6月あたり)までです。
なぜ、この時期が一番伸びるのか。勘の良い人なら気づいたかもしれませんね。
この時期は他の人が一番勉強をしてない時期なのです。
伸びるの定義を明確にしていませんでしたが、ここで言う伸びるは偏差値の事です。
人生は大体相対的。自分が努力しても、他人が同量の努力していたら成果が出ないのが世の常です。
定期テストの後や、受験が近づいてきて焦って塾に来ることが多いのですが、それでは遅いのです。
あなたが焦ったときには他の人も焦っているし、あなたが勉強を始めたときには他の人も勉強を始めているのです。
先手をうちなさい。
中学
最初の定期テストの結果で、中学3年間の自分の評価は凡そ決まります。
それは先生からの評価、友人からの評価、親からの評価、自分自身の評価、全てです。
一度できてしまった評価を変えるのは簡単ではありません。特に自己評価を変えるのが難しい。
だから、他人がまだ勉強していないうちに始めて、最初のテストで良い点を取る必要があるのです。
すると「俺ってできるかもしれない」と全てが良い方に回り始めます。
高校
高校の最初の定期テストの結果の意味合いはもっと直接的です。
高校は中学と違い、1年生の評定も進路に影響します。
指定校推薦に関する話です。
つまり、高1の定期テストで変な点を取ってしまうと、その時点で指定校推薦が消えるのです。
そういった情報を知ら無いばかりに、高校受験が終わって遊び呆け、指定校推薦の可能性を早々に潰した生徒を沢山見てきました。
実は指定校推薦を取るのは結構簡単です。
受験が終わってから勉強している人はせいぜい10%くらい。
そこでしっかり高校の予習をしておけば1,2年は良い成績を取れるので、失速したとしても大体逃げ切れるのです。
黄金期の後
黄金期が終われば、全員が勉強している競争の時期が始まります。
ちょっとやそっとの勉強では成果は出ません。
全員勉強しているんですから。
すると、努力したのに成果が出せないという自身喪失に繋がりかねません。
準備
受験は準備が全てです。
まあ、受験に限りませんよね。
就活でも、部活でも、戦いでも大体は準備の時点で決まっています。
人の行く裏に道あり花の山
大多数の意見に左右されず、感情に左右されず、冷静に将来のために今何ができるのか思考していきましょう。